翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

南瓢記 - 翻刻

南瓢記 - ページ 22

ページ: 22

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【右側】 二人小き一人付添有翌廿一日に官人参 追て国王御目見えいたさすへきよし 何か不自由なき様とて鳥目五貫 文白米弐俵国王より被下趣又何にても 下官え無遠慮用事可申付挨拶いたし 被帰ける《割書:此所にても詞通し不申問ひ答文字にて相わかり申候|大かひ舟手代通達いたし候但文字も知れかたき事》 《割書:多く有る所国元ゟ舟中持参の本は|是にて相わかり候本の事奥に委し》 船頭何かしを はしめ五六人も西山へ漂着前ゟ病気 【左側】 不勝次第〳〵に腫満のやうすにて 日々食物も不_レ勧よほと大切にみえ 候付下官人を相頼上官へ願もらひ服 薬いたさせたく書付出候所一両日過て 国王より不残目見へ之仰付り申 来り重き病人二人は宿に残し置 十四人は加籠にて《割書:駕籠は下の方川越しの台のことく組合せし|物也腰を懸両のひち持せあり四方に柱を》 《割書:立下にふとんを敷中こしゆへ足いたます甚のりよき物也乗物|には上にきほう珠あり》