翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

南瓢記 - 翻刻

南瓢記 - ページ 21

ページ: 21

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【右側】 綱《割書:土は|ぬらす》商人みせ両側に立続候事我国に少も 替事なし城下は二里四方程も在道筋警固 騎馬三人中官十人下官廿人雑兵駕こ 人足惣て六十人都合百人計十六人の者 不残かこにて行過に舟場より凡三十町 計之間見物人山のことく別て辻々は 押合群衆せり夫より王城の外郭より 六町計手前に着き則此所を旅宿 【左側】 被渡候所甚きれいに掃除いたし 間口三間計奥行七八間にて二階も あり裏も広く殊に商人町故 賑成所也官人衆より料理方を  付られ給物夫々にしたゝめまつ 此所にて十六人とも少は安堵いたし 其夜は心落着しにや皆〳〵前後 わきまへす打臥けり其日ゟ下官