翻刻!料理本の世界

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当世料理筌 - 翻刻

当世料理筌 - ページ 4

ページ: 4

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《題:当世料理筌(とうせいりやうりせん) 凡例》 ○正月より十二月まてうぃ」月々に分(わけ) て通例(つうれい)の料理(りやうり)を集(あつ)む初心(しよしん)の人(ひと) 一度(いちど)見(み)ればいかやうの料理(りやうり)にても こゝろやすく調(とゝのひ)見得(みへ)よろしく 出来(てき)候事 妙(めう)なり ○月々(つき〳〵)にわけたれども前後(せんご) の月は見合(みあはせ)用(もち)ゆべし ○月毎(つきごと)のすへに其月(そのつき)用意(ようゐ)其?品? または食物(しよくもつ)たくはへやうの秘伝(ひでん)を のす ○毎月(まいつき)初(はじめ)に魚類(ぎよるい)の料理(りやうり)をのせ 次(つき)に精進(しやうしん)の料理(りやうり)を出(いだ)す ○鱠(なます)はさし身(み)に遣(つか)ひ汁(しる)は吸物(すいもの)に遣(つかひ) 煮物(にもの)は平(ひら)。大平(おほひら)。茶(ちや)わんに入。ふた物(もの)。 菓子(くはし)わん。などに見合(みあはせ)色品(いろしな)を 取合(とりあはせ)つかひける尤(もつとも)椀中(わんちう)を きれいに仕立(したて)出(いだ)すべし 《題:正月飲食《割書:并| 》料理献立》 禁物 狸肉(たぬきにく)此月くらへば神(しん)を損(そんす)○葱(ひともじ)此月 くらへば魚(うほ)に種物(しゆもつ)を生(せう)ず○梨(なし)蓼(たて) よろしからす○鯣?魚 頭(かしら)春は虫あり食 すへからず○鳥(とり)獣(けだもの)魚類(きよるい)の肝(きも)○酸(すき)もの 春は喰(くらふ) べからず 好物 春はあまきものを喰 べし脾(ひ)を養(やしな)ふてよし 料理 汁(しる)《割書:汁物|にも|用ゆ》 白うを《割書:すまし○|みそ》 《割書:青のり|長きまゝにて用》 小■たゝき《割書:□|みそ》 《割書:青菜○|たかく?たゝき》 鯛(たい)白ゆき 小串 《割書:かいわりな|みそ。すまし》 へぎ鮑《割書:小口|より|うすく|へぐ也》 《割書:岩たけ|みそ○すまし》 きんこ《割書: 大切に|して》 《割書:松露|みそ○うすくず》 かき《割書:みそ|すまし》 《割書:浅草のり| 》 たいらぎ 《割書:つぶ推?たけ|■みそ》 海老すり身 《割書:きくらげ|たゝきな》 もうを《割書:一名|あこ》 《割書:吸口|   ねぶか》 塩なすび《割書:塩出し|小口切 赤みそ》 梅の花玉子   《割書:吸口|梅の□□》 鱠《割書:差身(さしみ)|にも|用ゆ》 たい 糸つくり はり大根 赤貝 きくらけ せり ぢくはかり  二はいす 鯔(ぼら)ひら作り すみそ 岩たけ。芽たで 鴨《割書:さき身|にして》 ■■ 山うと 《割書:すみそ○|い□たけ》