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【右丁】
【見出しの囲み】
三保浦(みほのうら)富士山之景(ふじさんのけい)
縹渺(ひやう〴〵たり)春(しゆん)-天(てんの)百(ひやく)-万(まん)-家(か)
疑看(うたがひみる)双(さう)-鳳(ほうの)下(くだることを)_二煙霞(ゑんかに)_一
依々(いゝたり)十(じう)-二(に)-通(つう)-門上(もんのうへ)
洗出(あらひいだす)芙(ふ)-蓉(よう)一(いち)-朶(だの)花(はな)
夜(よ)もすがら
富士(ふじ)の
高根(たかね)に
雲(くも)消(きへ)て
清見(きよみ)が
をき
に
すめる
月影(つきかげ)
【左丁 挿絵だけ】
現代語訳
【右丁】
【見出しの囲み】
三保浦富士山の景色
縹渺として春の空に百万の家々があり
双鳳が煙霞の中を下るかと疑い見る
依々として十二の門の上に
芙蓉の一輪の花を洗い出す
夜もすがら
富士の
高嶺に
雲消えて
清見が
沖
に
澄める
月影
【左丁 挿絵のみ】
英語訳
【Right Page】
【Framed Heading】
The Scenery of Mount Fuji at Miho Bay
Vast and distant, a million homes in the spring sky,
One wonders if twin phoenixes descend through mist and haze,
Lingering softly above the twelve gates,
A single lotus blossom emerges, washed clean.
All through the night
at Fuji's
high peak
clouds clear away
at Kiyomi
Bay
the pure
moonlight
【Left Page - Illustration only】