翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

御代参丑時詣 : 3巻 - 翻刻

御代参丑時詣 : 3巻 - ページ 11

ページ: 11

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甚太夫かたきこゝろにて【甚太夫、敵心にて】 女中ととも〴〵たき川を【女中と共々、滝川を】 にくゝおもひほかに【憎く思い、他に】 しあんもなくうしの【思案もなく、丑の】 ときまいりと【刻参りと】 こゝろづき【心付、】 まつあたまの【先ず、頭の】 うへのらうそく【上の蝋燭】 たてかなくては【立が、なくては】 なるまいと【なるまいと、】 かまくらちうの【鎌倉中の】 ふるもの見せを【古物店を、】 せんぎして【詮議して】 見れど【見れど、】 きうな事ゆへ【急な事故、】 ひとつも【一つも】 なし【なし、】 三ほん【三本】 あし【足】 □□ ごとくと【五徳と】 □て【まで?】 こゝろ【心】 づけども【付ども、】 さきか【先が】 まかつて【曲がって】 いるゆへ【いる故】 らうそくが【蝋燭が】 たゝず【立たず、】 しかくな【四角な】 ごとくにては【五徳にては、】 あしが一つほん【足が一本】 おゝしらうそくの【多し、蝋燭の】 ものいりは【物入りは】 かまわねども【構わねども】 四ほんといふは【四本というは】 きゝおよばす【聞き及ばす】 い□□【くら?】もふるいのが【古いのが】 ありそうなものひとつも【ありそうなもの、一つも】 ないといふものはゑんしう【ないというものは、遠州】 はままつじやないが【浜松じゃないが】 ひろいよふで【広い様で】 せまいとおもふ【狭いと思う。】 【右頁下】 むこふの【向こうの】 てつやかんは【鉄薬缶】 いくらだの【幾らだの】 【右頁左】 ぎん三両で【銀三両で】 ごさります【御座ります】 【左頁下】 此 足 に □□ なは ないかの