翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

御代参丑時詣 : 3巻 - 翻刻

御代参丑時詣 : 3巻 - ページ 15

ページ: 15

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たき川【瀧川、】 ひめより【姫より】 おれいとして【御礼として】 こま〳〵との【細々との】 やうすを【様子を】 きゝいかばかり【聞き、如何許り】 此ほうを【此方を】 おうらみ【御恨み】 なんしても【何しても】 ごもつとも【御尤も】 なれども【なれども】 いかになかれの【如何に流れの】 身にても【身にても】 めんぼくもなし【面目もなし】 ふとなれ【ふと、馴れ】 そめしより【初めしより】 きんぎんにて【金銀にて】 たいせつに【大切に】 せしといふ【せしと言う】 でもなし【でもなし】 たとへ【譬え】 こいには【恋には】 いのちも【命も】 すつる【捨つる】 ものなれど【ものなれど】 おくさまへは【奥様へは】 ぎりたゝず【義理立たず】 けいせいは【傾城は】 人てなし【人でなし】 いづれも【何れも】 おなし【同じ】 こゝろかと【心かと】 おさげすみ【御蔑み】 なんしては【なしては】 おなじながれの【同じ流れの】 かほゝもよごして【顔をも汚して】 いゝわけなく【言い訳なく】 いつそもふ【いっそ、もう】 どふしんしやふのふ【どうしんしょうのう】 ばからしいと【馬鹿らしい】 おもふ【思う】 【右頁右】 おやしきはきれいだの【御屋敷は綺麗だの】 【右頁右下】 瀧川さんの【瀧川さんの】 きやふだい【兄弟】 しゆかの【衆かの】 【左頁下】 たび〳〵御出【度々、御出】 あそばしさぞ【遊ばし、さぞ】 御せわに【御世話に】 ござり【御座り】 ませふ【ましょう】