翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

御代参丑時詣 : 3巻 - 翻刻

御代参丑時詣 : 3巻 - ページ 17

ページ: 17

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新之丞【新之丞】 瀧川か所にて【瀧川が所にて】 はら【腹】 たち【立ち】 けれ共【けれ共】 すこしも【少しも】 とめも【止めも】 せず【せず】 かへし【帰し】 けるゆへ【ける故】 これまで【これ迄】 いろ〳〵【色々】 たまされ【騙され】 かよいしが【通いしが】 かないの【家内の】 ものにも【者にも】 めんぼくも【面目も】 なく【なく】 おもへは【思えば】 〳〵【思えば】 はらのたつ【腹の立つ】 もはや【最早】 ひとめも【一目も】 見るしよ【見る、所】 ぞんもなしと【存もなしと】 大いそ【大磯】 かよひを【通いを】 さつはりやめ【さっぱり止め】 うちに【家に】 ばかり【ばかり】 とぢ【閉】 こもり【籠り】 四きの【四季の】 ほつくを【発句を】 かんかへたり【考えたり】 百いんの【百韻の】 てんとりでも【点取りでも】 して【して】 たのしみ【楽しみ】 これほど【これ程】 おもしろい【面白い】 事をして【事をして】 よしなき【由無き】 事に【事に】 おもひたしても【思い出しても】 くちおしいと【口惜しいと】 おもひけり【思いけり】 【右頁中】 けいせいといふても【傾城と言うても】 女ほうと【女房と】 いふても【言うても】 こいさ【恋?さ】 【右頁中下】 けいせいといへば【傾城と言えば】 こいになりますか 【右頁下】 おつかいか【御使いが】 かへり【帰り】 ました【ました】