翻刻
御ふうふのおんなか【御夫婦の御仲、】
むつましく【睦ましく。】
まいよ〳〵九ツすきまで【毎夜、毎夜、九ツ過ぎまで】
およづめにておつぎ〳〵の【御夜詰めにて、お注ぎ、お注ぎの】
おわかいしゆ【御若い衆、】
おこしもとおさかもりの【御腰元、御酒盛りの】
おあいてになり【御相手になり、】
やどさがりにまいり【宿下がりに参り】
ますとおんざへ【ますと、御座?へ】
まいりますといふものも有【参りますと、言う者も有り。】
ふきや町へまいりますと【?町へ参りますと、】
いふものもあり【言う者も有り。】
まいよ〳〵その【毎夜、毎夜その】
あらそひ【争い】
にて【にて】
おつぼねさまに【御局様に】
しかられ【叱られて】
だまる【黙る】
とこ【とこ】
ろを【ろを】
たの【楽】
しみに【しみに】
した【し給う】
まふ
【左頁左上】
おさへた
〳〵
このはこを
□テ□ン
〳〵
【右頁下】
もんや 【名前の呼びかけか?】
さなき 【小唄三味線の曲に「さなきだに」というのがあるようです】
だを
ひかつ
しやい
【左頁下】
おやを【親を】
めすよ【召すよ?】