翻刻
陰火(いんくわ)の事(こと)
目録終(もくろくをはり)
天変地異(てんへんちい)
慶應義塾同社 小幡篤次郎纂緝
石本文庫【朱印】
雷避(かみなりよけ)の柱(はしら)の事(こと)
大古(おうむかし)の識者(ものしり)なき時代(じだい)には雷(かみなり)を悪(あ)しき神(かみ)の叫(さけ)び
と唱(とな)へ人々(ひと〴〵)恐(おそ)れ怖(おのゝ)きしものなるが「ふらんきり
ん」と云(い)ふ人。世(よ)に出(いで)て後(のち)は斯(かゝ)る惑(まどひ)を説(と)くものも
なく此災(このわさはひ)を避(さく)る道具(だうぐ)も出来(しつらい)し人(ひと)の幸(さひわ)ひ限(かぎ)りな
し「ふらんきりん」は亜米利加(あめりか)合衆国(がつしうこく)の人(ひと)にて世(よ)