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コレクション: STAGE1

量地指南 巻之一(内題) - 翻刻

量地指南 巻之一(内題) - ページ 19

ページ: 19

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同然(どうぜん)なり。また盤面(ばんめん) 大成(たいせい)《割書:盤面大成の事|前章にくわし》の 時(とき)は。此見返の墨(すみ)を 五(ご)とも弦(けん)とも号(なづ)く 是(これ)即(すなはち)仮借(かしゃく)の縮(しう)なり 《割書:仮借とは。遠近広狭浅深|の術ともに。仮に借用ひて》 《割書:其術を成為せしむるを|いふ。即見返大成したる》 《割書:ときの号なり|右に述るごとく。一番に》 《割書:見込二番に見通三番に|再見四番に見返。次第を》 《割書:追て勤るときは。下に図|するごとく。盤面大成し》 《割書:て量地術の全体備はる。|是をもてはかるときは。》 《割書:千万里といへども立所に|其道程を知るべし》 【図の説明ここから】     見込(みこみ)     見通(みとをし)      附|再見(ふたみ)     見返(みかへし)          全図(ぜんづ)     ㊀見込        《割書: |此見込ヲ四トモ股トモ名ク》      《割書:本座ヨリ目的マテノ眈視是ヲ見込ト云|是ハ本座ヨリ目的マテノ求程ノ地ナリ》     ㊁見通        《割書: |此見通ヲ三トモ鈎トモ名ク》      《割書:本座ヨリ開地マテノ眈視是ヲ見通ト云|是ハ本座ヨリ開地マテノ開除ノ地ナリ》     ㊂再見      《割書:開地ヨリ本座マテノ眈視是ヲ|再見ト云是ハ盤面ヲ方正ニ定》      《割書:ル法ノミニテ見込見通見返|ノ三法トハ其用同シカラス》     ㊃見返        《割書: |此見返ヲ五トモ弦トモ名ク》      《割書:開地ヨリ目的マテノ眈視是ヲ見返ト云|是ハ開地ヨリ目的マテノ仮借ノ地ナリ》 【図の説明ここまで】     四品(しひん)の標(しるし)の事 四品(しひん)の印(しるし)とは。開(ひらき)印|残(のこす)印|係(つるき)印|種(たね)印の四種(ししゅ)なり。其作法|各(をの〳〵) 異別(ゐべつ)あり《割書:すべて印を立る事は。本座開地はいふに及はず。或は種子場。或は|小開場等。いづかたにても。其座を迂す所。其的を見る所には。毎所》 《割書:に是を立べし。又開印残印の二品は。毎術不レ用して不レ叶印なり。種印係印|の二品は。土地のかたちにより。時期のよろしきによりてもちゆべきなり》所謂(いはゆる) 開印《割書:見通の印|ともいふ》とは。本座に盤を居(すへ)。目的を見込(みこみ)てのち。開地(かいち)を求(もとむ) るとき其よろしき場(ば)に此印を立(たて)て。本座より是を目|的(あて)に して作法のことく《割書:作法とは。盤を平正に居。|定規をもて見こむを云》見通し。開地を定る 印なり。所謂(いはゆる)残(のこす)印《割書:本座の印|ともいふ》とは。本座にて見込見通の作法|畢(をはり) りてのち。盤の隅(すみ)に此(この)印を残し置(をき)。然(しかう)して開地に移(うつ)り彼(かの)場所(ばしょ) より此印を目当(めあて)として作法のごとく《割書:作法は右に|いふかことし》再見(ふたみ)し。盤の 平|正(しやう)を極(きはむ)る印なり。此(この)二品(にひん)の標(しるし)は毎|例(れい)かならず用べきなり。 所謂(いわゆる)係(つるき)印(しるし)とは。本座と開地との間(あいだ)に沼(ぬま)か河(かは)かありて。開地への