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コレクション: STAGE1

量地指南 巻之一(内題) - 翻刻

量地指南 巻之一(内題) - ページ 8

ページ: 8

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  其|餘(よ)を学(まなば)ずむば。頑(かたくな)に他(た)の術(じゆつ)を非(ひ)すべからず。是が参(さん)攷(かう)【攷・考の異体字】   の為(ため)に。往〻五種(わう〳〵ごしゆ)の作法(さほう)を記(しる)す。惟(ゆい)て検(みる)べし 一 此一編(このいつへん)は紅毛(こうもう)伝来(でんらい)の術を初門(しよもん)とし。中華正統(ちうくはせいとう)の法(ほふ)を   蘊奥(うんをう)として選(せん)す。是しかしながら家(いゑ)に蔵(おさむ)るところを   旨(むね)とし。世(よ)に聞(きけ)るところを佐(たすけ)とし。彼(かしこ)に索捜(さくさう)して此(こゝ)に   訂正(ていせい)し。俚諺(りげん)既(すで)に成(なり)て量地(りやうち)指南(しなん)と僉(せん)す。前後編(ぜんごへん)五巻(ごくはん)   或問(わくぶん)二巻(にくはん)たり。前(まへ)の三巻は量盤術(けんばんじゆつ)の全体(ぜんたい)を記(しる)し。後(のち)の   二巻は渾発術(こんはつじゅつ)盤針術(はんしんじゅつ)《割書:盤針術とは世に所謂元器術磁石術といふに|ひとし当道の極意秘訣是なり》   の二法を述(の)ぶ。或問(わくぶん)二巻は其|遺漏(ゐろ)を補(をぎな)ひ且(また)算勘術(さんかんじゅつ)   機転術(きてんじゅつ)の雑法(ざつほふ)を載(の)す。学者此|全編(ぜんへん)を熟読(じゅくどく)してのち。   量地(りやうち)の法(ほふ)やゝあきらかなるべし 一 をよそ此書(このしょ)を編次(へんじ)する事。大略(たいりやく)遠広(ゑんくはう)高深(かうしん)の諸術(しょじゅつ)。其   類(るい)に触(ふれ)て覧(みる)に便(たよ)りす。しかる中(なか)にも間(まゝ)また其|序次(じょじ)   不順(ふじゅん)なる事あるものは。易(ゐ)術(じゅつ)を前(まへ)にして難術(なんじゅつ)を後(のち)に   すればなり。あるひはまた。前術(ぜんじゅつ)に類(るい)するごときの法(ほふ)。   ふたゝび後術(こうじゅつ)に出(いだ)す事あるものは其|学習(がくしう)審(つまびらか)なら   しめんと欲(ほつ)すればなり。惣(さう)じて初学(しょがく)を導(みちび)くの深切(しんせつ)   なるよりして。不慮(ふりょ)に贅言(ぜいげん)を述(のぶ)る事あり。自然(しぜん)に鑿(さく)   説(せつ)を著(あらは)す事あり。覧(みる)者(もの)これをさとりて一涯(いちがい)に不侫(ふねい)が   脩短(しゆたん)をのみ罵(のゝし)る事なかれ 一 初学(しょがく)の士(し)。此書(このしょ)を学習(がくしう)する事。巻首(くわんしゅ)よりして巻尾(くわんび)に   いたるまで。編目(へんもく)に従(したが)ひて逐一(ちくいち)に其術を研窮(けんきう)せむと   欲(ほつ)する事なかれ。尤|得易(えやす)かるべからず。唯(たゞ)書中(しょちう)前後(ぜんご)の   臈次(らつし)にかゝはらず。其|理(り)の窮(きは)めやすきを初(はじめ)とし。其術