東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト8

伊勢物語大全 - 翻刻

伊勢物語大全 - ページ 24

ページ: 24

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【右丁・上段】 しうげんの夜はそさう成 ことをいはぬやうにたしなむ べし。先いみことば有 さる。のく。わかれ。わかるゝ はなれ。はなるゝ。きる うすい。さむる。かへす。やる あきました。もどしませふ おくる。しまぬ。きらふ。いや しりぞく。えんがない。むえん ぜひにおよばぬ。惣じてか さねていふことばあし 【右丁・下段】《振り仮名:|》 《振り仮名:といふをねたむ女|かくいふをゆへあらんとねたむ女もあると也》もありけりけり 三十二 むかし。物いひける女にとしごろありて   いにしへの賤のをたまきくりかへし昔を今になすよしもがな といへりけれど。なにとも思はずやありけん 卅三 むかし。おとこつの国むばらのこほりにかよひける女。此たび いきては。またはこじと思へるけしきなれば。おとこ 上句万葉   あしべよりみちくる塩のいやましに君に心を思ひますかな かへし   こもり江に思ふ心をいかでかは舟さすさほのさしてしるべき いなか人(ンド)のことにてはよしやあしや 卅四 むかし。おとこつれなかりける人のもとに   いへはえにいはねはむねにさはがれて心ひとつになげく頃かな 《振り仮名:をもなくていへ|おもてつれなくていへるにやと也》るなるへし 三十五 むかし。こゝろにもあらで。たえたる人のもとに 【左丁・上段】 挿絵 【左丁・下段】 挿絵