東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト8

伊勢物語大全 - 翻刻

伊勢物語大全 - ページ 8

ページ: 8

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【右丁・上段】 業平は人皇五十三代淳和 帝天長二年四月一日誕生 うゐかふりは仁明天皇承和 七年三月十一日十六歳の時也 陽成院元慶四年五月廿八日 五十六歳にて逝去し給ふ 此物語を自作といふ説あ れども用ひがたしもつとも ひけの詞又は斎宮にかよひ 給ひし事は人のしるへき事 にもあらねども自記とは 決しがたし自作の書に 後に書かへて一部とせる物 がたり成へし 系図 桓武天皇  大江音人       在原行平 平城天皇  在原守平       在原仲平 阿保親王  在原業平 御母桓武皇女 伊豆内親王 【左丁・上段】 伊勢の御と申は宇多の帝 の御てうあひによつて行明 親王をうめりよつて伊勢の 御と申なり女御といへる 心也なり平一生の事を自 作し玉へる書をましおぎ なひて書あらはし七条の 后温子へ奉りしゆへ伊勢 物語といふとかや古来ゟ さま〴〵の説あれ共用ひ かたし定家郷の曰あながち に作者をもめずたゞ詞花言 葉をもてあそぶべしとかや是 殊■■ことなるべし 右大臣内麿  浜雄    真夏  関雄    継蔭  伊勢    前大和守藤原