翻刻!江戸の医療と養生

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江戸花俳優贔屓 : 3巻 - 翻刻

江戸花俳優贔屓 : 3巻 - ページ 18

ページ: 18

翻刻

【頁下段囲いの中に題】 けいこふ戯作■ 北尾政美画 【頁上段】 しゆびよくりようじもすみたる きうきように此ところにて さくしやの山をお目に かけませうと 介六とあげ まきに ちやばんの しゆこう を こ じ つけ させ ける 【介六の図横に】 ねつ  きり 【同じくあげまきの図横】 はつ  きり 【頁上段本文続き】 やまひもきれて ほんぶくのよろこびは つきせぬはるのねむけのたねと             いちごさかへける

現代語訳

【頁下段囲いの中に題】 けいこふ戯作 北尾政美画 【頁上段】 手術による治療も済んだので、急遽この場所で作者の技量をお目にかけましょうと、助六と揚巻に茶番の趣向をこじつけさせた。 【助六の図横に】 熱切り 【同じく揚巻の図横】 初切り 【頁上段本文続き】 病も治って本復の喜びは、尽きせぬ春の眠気の種といちごが栄えた。