翻刻
【右丁 絵図】
十三塚(しふさんつか)
【左丁】
軀(く)を安置(あんち)せり《割書:女體(によたい)は弟橘媛(おとたちはなひめ)|男體(なんたい)は日本武尊(やまとたけるのみこと)》勧請(くわんしやう)の始(はしめ)詳(つまひらか)ならす此地(このち)の人 他邦(たはう)へ
出(いつ)る事ある時(とき)は必(かならす)先(まつ)當社(たうしや)に詣(まふ)て然(しか)して後(のち)發足(ほつそく)せされは路中(ろちゆう)過(あやまち)あり
とて大(おほい)に恐怖(きやうふ)せり
古文書(こもんしよ)一通《割書:子母口村(しほくちむら)の里正(なぬし)伊藤氏(いとううち)の家(いへ)に蔵(さう)す子母口(しほくち)|昔(むかし)は渋(しほ)口なる事 此書(このしよ)によりて明(あきら)けし》
渋口郷目録
一町 大戸宮 神田
二段 立花宮 神田
領家方 能登出作
宇田壹町四反
田壹町 散在
合貮町四反 《割書:此内四段小せきめん御公事免のことく|以上一貫貮百三十七文 分銭》
以下略之
岩松礼郡代國経申す武蔵國稻毛ノ新庄ノ内