翻刻
【右丁】
十五 善光寺
桜花 実斎
こゝろに 童司
しめし
色香こそ
つと【注】ゝなりけれ
枝はをらね
と
【注 みやげもの。】
十五 天童
いとふへき 梅歌堂
風にあかるそ 文詞
しられける
霞の
中の
花の
さかり
を
【左丁】
羽小松
十五 豊玉亭
見ぬ人の 照毛
十五 ためとをらるゝ
かきりあれは 嵩月房 み山への
桜をあとに 滝澄 桜の花や
かへる いかに嬉しき
かな
心はかりを 十五
花に残して 花もたぬ 十五
柳は風に ともすれは
すなほさの 花を雲とそ
心あまりて 見まかふる
【左丁上段】 枝や 雲を花とも
十五 倭文園 のひけん 見し
さくら花 島成 目うつしに
とくちれはこそ 大坂 ?川
なくさむれ 霊の門 秋園
風も吹あへぬ 清明 斐竹
人のこころ