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コレクション: STAGE1

地震考證 全 - 翻刻

地震考證 全 - ページ 25

ページ: 25

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の足駄をはきて。六里の道を昼前に往返る其 をほくに立よりて。六度ほどの催促に。六日ま でといひのばし。朝の六ツから暮の六ツまで。 なりはひしけくひまなきいとまに。どうや らかうやらこじつけたれど。九六の銭の 百のうち。六十許ぬけもの多き。六文ほど の筆取て。序らしき物を誌すになん  安政三年丙辰四月 花屋三世桜井蛙麿 地震三十六歌撰序 天に酒星あり。地に酒泉あり。天地元より酒 好にておしかけ客なる御地震の。腹立上戸に あざけられ。お手元処歟。足もひよろつく 迄に皆潰され。こつては思案に能はずも 和歌も狂歌も取交て。口から出次第《ルビ:咄|はなし》 散しぬ。此酔さめて是を見は。色青さめて 頭痛鉢巻。二日酔の心地して。後悔臍を