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【見開き 挿図】
【右丁】
青蒿(せいかう)のにんしん
海河(かいか)の水邊(すいへん)に生(せう)す秋月(あき)實(み)より生(なま)す
葉(は)は茵蔯(いんちん)に似(に)て白毛(はくもう)あり春(はる)に至(いり)
て茎(くき)高(たか)さ三四尺 枝(えた)を分(わか)ち穂(ほ)をな
す茵蔯蒿花(いんちんかうくは)に似(に)て苗葉(へうやう)腥氣(せいき)
あり神麹(しんきく)に用(もち)ゆるもの是(これ)也
【左丁】
黄花蒿(わうくはかう)
くそにんじん
海邊(かいへん)砂地(すなち)に生(せう)す初生(しよせい)地にして葉(は)
は青蒿(せいかう)に似(に)て細(ほそ)く黄緑色(わうりよくしよく)臭氣(しうき)
あり茎(くき)高(たか)さ三四尺 穂青蒿(ほせいかう)に似(に)て
黄花(わうくは)細小(さいせう)なり