翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻13-15 - 翻刻

本草図譜. 巻13-15 - ページ 75

ページ: 75

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【見開き 挿図】 【右丁】 莔麻(けいま)  いちひ   春月(はる)実(み)を植(うゆ)高(たか)さ三四尺 円茎(まるくき)に互生(こせい)し葉(は)は白桐(はくとう)《割書:き|り》に似(に)て小(ちいさ)く又 積(せき)   雪草(せつさう)葉(は)に似(に)て大(おほひ)なり夏(なつ)五弁(いつへら)の黄花(わうくは)を開(ひら)く形(かたち)蛇滅門草(しやめつもんさう)《割書:はふ|さふ》の花に   似(に)たり後(のち)房(ほう)を結(むす)ふ数十(すしう)の莢(さや)一処(いつしよ)に周(めく)りつき車輪(しやりん)の形(かたち)をなす熟(しゆく)   して黒色(くろいろ)になり中(なか)に黄色(わうしよく)の仁あり此物(このもの)幹(みき)枯(かれ)たるをほくちからといふ   又つなそともいふ実(み)を下して生(せう)   す葉(は)は狹長(けうてう)にして糙葉樹(さうやうしゆ)《割書:む|く》   《割書:の|き》に似(に)て又 長(なか)く又 子午花(しこくは)《割書:ご|し》   《割書:く|は》の葉(は)に似(に)て長大(ていたい)なり円茎(まるくき)    互生(こせいし)高(たか)さ四五尺 夏月(なつ)五弁(いつへら)の   小き黄花(きいろのはな)を開(ひら)き後(のち)房(ふさ)を結(むす)   ぶ形(かたち)蠐螬(せいさう)《割書:いも|むし》の糞(ふん)に甚た髣(ほう)   髴(ほつ)たり中に小き黄子(きのこ)あり此(この)   皮(かは)を剥採(はきとり)席(せき)を織絲(をりいと)となす 一種  いちぶ 【左丁 文字無し】