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コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 139 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 139 - ページ 416

ページ: 416

翻刻

  是は今宵打込候由依之金銀相払何角之諸帖差越尤瑤泉院様   御金千両之内七百両は返上残三百両は此度之為入用拝領仕何も仕払   内蔵助有金をも不残打込皆済仕候由算用帖共不残差越其外   書付類も不残差上候由 〇一右之節井上団左衛門へ之書状差越与左衛門ゟ相届呉候様に申越候由   是は 安芸守様思召に浪人無心元思召候様に去春近藤八郎右衛門   山科進藤源四郎抔へ申達候噂も有之に付上野介殿を此度討申候   始終 安芸守様思召迷惑仕候段申遣候由 ▢一細川越中守殿正月の末梅花白一枝御手折被成御持出被成梅花盛

現代語訳

これは今夜打ち込むという理由により、金銀を支払い、諸々の帳簿を差し出しました。もっとも瑤泉院様の御金千両のうち七百両は返上し、残り三百両は今度の入用のために拝領いたしました。何もかも支払いを済ませ、内蔵助の有金も残らず打ち込んで皆済いたしたということです。算用帳ともども残らず差し出し、その外の書付類も残らず差し上げたということです。 ○一 右の節、井上団左衛門への書状を差し出し、与左衛門から届けてくれるよう申し越したということです。これは安芸守様の思し召しで、浪人を心もとなく思し召されるよう、去る春に近藤八郎右衛門、山科進藤源四郎などへ申し伝えた噂もあったため、上野介殿を今度討ち申した始終について、安芸守様の思し召しをお迷惑をおかけした旨を申し遣わしたということです。 ▢一 細川越中守殿は正月の末、梅花白い一枝を御手折りになってお持ち出しになりました。梅花盛り