翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

唐泊リ孫七物語 - 翻刻

唐泊リ孫七物語 - ページ 42

ページ: 42

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【右丁】 七は。へつとふ。八は。わろう。九は。さんがあ。十は さうほろと言しかれ共此所 諸(シヨ)国の出会所 にて言葉ものゝ名も皆それ〳〵に違ふ是に 依て他所より来る者の言葉に一を。い。二を る。三を。ざん。四を。す。五を。ろ。六を。ろ。七を。ち。八を は。九をきう。十を。し。百を。へ。千を。ちゑん。万 を。はん。とか様にも言也 然(シカ)るに程なく戌の年も くれて亥の年の祝儀をなすゆへ甚だ家内 【左丁】 いそかはしく也先座敷客の間は天井に唐ざう ■の木綿を懸合せて是にて張替る扨壁も 同しく此品にて張かへる大歳の夜は門口に 大きなるとふろうを燈し門戸を閉て悦ひ こもる体なり元朝には朝七ツ頃より衣服を 改め互に年始之礼に往来す其言葉には礼者 よりさうまつたと言内よりは。ほうろうてと 答へる是祝儀の詞成るへし銘々の名を