東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

豆腐百珍 - 翻刻

豆腐百珍 - ページ 27

ページ: 27

翻刻

[六十五]賽香魚(あゆもどき) 豆腐を長くはしらに切りあさく油煠(あげ)て    蓼醋(たでず)をかくるなり [六十六]小倉(おぐら)とうふ 紫菜(あさくさのり)を豆腐によくすりまぜ板へのばし    小 色紙(しきし)小たんざくに切り調和(てうみ)好みしだひにす [六十七]縐紗(ちりめん)とうふ [十七]ぷつかけうどんの下(ところ)に出たり [六十八]方(かく)ヒレウヅ うすき杉のさゝばこをこしらへ大小よろ    しきにしたがひ[十九]ひれうすの加料(かやく)をしこみてさて    湯だまのたつほどの沸湯(にへゆ)へはこながら底(そこ)ばかり浸(ひた)る    ほどにつけよく蒸(む)す也とり出しよきほどにきりて    香油(ごまのあぶら)にてさつと煠(あぐ)る也 [六十九]焙(ほいろ)とうふ [十五]おしどうふをせんにきりて稀(うす)あぢを    つけしばらく板(いた)にひろげ乾(かはか)せ焙(ほいろ)にかける也 [七十]鹿子(かのこ)菽腐(とうふ) 水 気(け)をしぼりよくすりて煮(に)すごさぬよろし    き烹調(にかげん)の小豆(あづき)をまぜ合せよきほどにとりて蒸(む)す也    其上の調和は好(この)みに任(まか)すべし