東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

豆腐百珍 - 翻刻

豆腐百珍 - ページ 33

ページ: 33

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【右丁】    達失汁(だしじる)に秦椒(さんしやう)を加へ終日 煮(に)る秦椒を加ふること決(くでん)也    昆布をだす先(はじめ)より入るべし ●[八十八]骨董乳(ごもくとうふ)    全(まる)ながら切目(きりめ)を十文字に入れきりはなさぬやうに半(なかば)    までにすべし葛湯(くづゆ)にて全烹(まるに)にし盂(はち)【盆ヵ】へうつし○生(き)の煮沸(にかへ)し    醤油をいけもりの如(ごと)く底(そこ)へ溜(た)めをき花がつほを其上へ    壱 面(めん)にをき○広島(ひろしま)紫菜(のり)紅椒(とうからし)のざく〴〵葱白(しろね)のざく〴〵    擦(おろ)し大根を又右の上へのせもりもち出て席上(ざしき)にて混(ごちやませ)に    し小皿子(こさら)へもり出(いだ)す也○又夏月に豆腐醤油とも生(き)にて    も右の如く調(とゝな)ふひつきやうやつこ豆腐の変調(かえりやうり)なり 【左丁】 ●[八十九]空蝉(うつせみ)とうふ [五十七]賽蜆(しゞみもどき)の製(せい)の如くして猶々(なを〳〵)水をすくひ    つくし熬(ゐり)つかせて腐滓(から)の如くになるを香油(ごまのあぶら)酒しほ醤    油を入 雪花菜(から)を熬(ゐ)る烹調(かげん)よし雞卵(たまご)ともみ紅魚(だい)肉を    入れ杓子(しやくし)にてよく煉(ね)る也○秦椒(さんしやう)麻子(松のみ)を入る○一にホロ    カベとうふと名づく [九十]苗鰕(ゑび)菽乳(とうふ) 生(なま)の苗鰕(ゑひざこ)を割刀(はうてう)にてたゝきよく細末(さいまつ)し    雷盆(すりばち)にてするはあしく別(べつ)にとうふをよくすりて右のたゝ    き苗鰕をよくまぜ合せ[十]雷(かみなり)とうふの加料(かやく)を入れて