翻刻!いきもの図鑑

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有毒草木図説 2巻. [1] - 翻刻

有毒草木図説 2巻. [1] - ページ 24

ページ: 24

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石竜芮(せきりようぜい|たがらし )《割書:本-草綱-目》    毒(どく)あり《振り仮名:秋-冬|しうとう》より《振り仮名:水-田-中|すゐでんちゆう|みずたのうち 》に生(しやう)ず《振り仮名:毛-莨-葉|まうこんえふ|きんはうけのは 》に似(に)て《振り仮名:毛-茸|まうじよう| け   》なく    《振り仮名:光-沢|くわうたく| つや  》あり《振り仮名:黄-緑-色|わうりよくしよく》春(はる)茎(くき)を抽(ぬきん)で高(たか)さ《振り仮名:一-二-尺|いちにしやく》枝(えだ)を分(わか)ち《振り仮名:五-弁|ごべん》の    《振り仮名:黄-花|わうくわ》を開(ひら)く《振り仮名:毛-莨-花|まうこんくわ|きんはうけのはな  》に似(に)て小(ちさ)く光(ひかり)あり後(のち)実(み)を結(むす)ぶ 【右頁】 蕺菜(しふさい|どくだみ )    《振り仮名:小-毒|せうどく》あり処々(しよ〳〵 )に生(しやう)ず《振り仮名:臭-気|しうき|くさし 》あり其葉(そのは)《振り仮名:初-生|しよせい》《振り仮名:紫-色|ししよく》茎(くき)《振り仮名:紅-紫-色|こうししよく》或(あるひ)    は《振り仮名:葉-面|えふめん|はおもて 》《振り仮名:緑-色|りよくしよく》《振り仮名:葉-背|えふはい|はうら 》《振り仮名:紫-色|ししよく》の者(もの)あり夏(なつ)《振り仮名:四-弁|しへん》の《振り仮名:白-花|はくくわ》を開(ひら)く    茎(くき)に節(ふし)あり

現代語訳

石竜芮(セキリョウゼイ|タガラシ)『本草綱目』   毒がある。秋冬から水田中に生える。毛莨の葉に似ているが毛がなく、   光沢がある。黄緑色。春に茎を伸ばして高さ一〜二尺になり、枝を分かち、五弁の   黄花を開く。毛莨の花に似ているが小さく光がある。後に実を結ぶ。 【右頁】 蕺菜(シフサイ|ドクダミ)   小毒がある。あちこちに生える。臭気がある。その葉は初生時は紫色、茎は紅紫色。或いは   葉の表面が緑色、葉の裏が紫色のものもある。夏に四弁の白花を開く。   茎に節がある。

英語訳

Stone Dragon Sprout (Sekiryōzei | Tagarashi - Celery-leaved Buttercup) "Bencao Gangmu"   Has toxicity. Grows in rice paddies from autumn to winter. Similar to buttercup leaves but without hair,   and has luster. Yellow-green color. In spring extends stems to a height of 1-2 shaku, branches out, and opens five-petaled   yellow flowers. Similar to buttercup flowers but smaller and with shine. Later produces fruit. 【Right Page】 Jicai (Shifusai | Dokudami - Houttuynia)   Has mild toxicity. Grows everywhere. Has a foul odor. Its leaves are purple when first sprouting, stems are reddish-purple. Some have   green leaf surfaces and purple undersides. Opens four-petaled white flowers in summer.   The stem has nodes.