みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

浅間焼見聞實記 - 翻刻

浅間焼見聞實記 - ページ 18

ページ: 18

翻刻

上けれは脇往来御見分御役人御両所本庄宿ゟ 藤岡吉井一ノ宮下仁田本宿迄御見分有りて此町 々に而寄せ助郷有り歟御大名御旅宿御休務へきやと 御尋あり何れに而も御覧之通手せま成村方御受 成難きよし申上けれは其通書面にて差上へしと 被仰付本宿ゟ矢川通追分え出る道筋谷合 の細道に而御大名御通行のみち筋にはたやすく 成間敷と思召ありてや其後御沙汰もなく碓氷 は道普請始り八月中御代官遠藤兵右衛門様 吾妻荒神御見分なされ中仙道近在御旅 宿へ石砂の降方御尋其れゟ碓氷を御越軽井 沢御見分の上みかげ御陣屋に而一両日御逗留又矢川通 本宿へ出下仁田に御宿有りて近在不残様子御尋 又一ノ宮に御泊り有つて村々召寄御尋開発壱反に付 何程の人足にて砂片付しと仰有り男女入交り壱反に付 四五拾人も掛りける由申上ければ砂敷何程ふさぎしや と仰有り壱反に付弐畝ゟ三畝歩迄と申上其通村々ゟ 印形御取被成先年宝永四十一月廿二三日富士大焼けに而 駿河相模え砂降し時関東へ砂出しの役人被仰付 砂降場へ砂の浅深に応し御慈悲有し例もあり にし事なれば此度も御見分の上御慈悲もあらんかと 人々砂出しも見合い居たりしか御領所は御代官