みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE9

やぶれ窓の記 全 - 翻刻

やぶれ窓の記 全 - ページ 11

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よぎれば小川町松平豊前守殿本郷丹後守殿 焼る裏神保小路北側西の角より一ツ橋通り小川町 東の方片側表猿楽町堀田備中守殿西角より おしなへて水道橋の辺り迄御籏本衆屋敷焼る 四番の御火除原のつゝき御堀端小出伊勢守殿大沢 右京大夫殿屋敷前より俎板(マナイタ)橋迄のあはひ大路裂る 《ルビ:ほの|火炎》ほは今《ルビ:みさ|真盛》かりなり行〻(ユク〳〵)是もとゞまらねば あゆみを帰して見やるに一ツ橋御門の左右石垣 いたく崩る此御門を入て右手(ユンデ)【弓手(ユンデ)は左手、馬手(メテ)の間違いか】のかたさまへ行くに 第宅|築地(ツイヂ)あるはつぶれまたは倒れて所せき中を 踏わけつゝ火のあるかたを見るに大手御門向ふ酒井 雅楽頭殿上中二屋敷辰ノ口森川出羽守殿|邸(ヤシキ)焼る 猶和田倉御門の内に《ルビ:ほの|火炎》ほ見ゆ後に聞けば御門内松平 肥後守殿上下二屋敷松平下総守殿西丸下内藤紀伊守殿 焼る松平玄蓄頭殿屋敷焼込又和田倉御番所等焼る 又山下御門幸橋御門内外桜田辺は松平肥前守殿松平 大膳大夫殿松平時之助殿伊東修理大夫殿亀井隠岐守殿 南部美濃守殿有馬備後守殿丹羽長門守殿北條美濃守殿