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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 119

ページ: 119

翻刻

【右丁】 ▲軍(いくさ)にをよぶ時節(じせつ)は。ともの方ろかい三丁づゝ。 左右ともにおさせ。四丁目よりはろく【かの誤記】い二丁 づくはさみ。三丁目にろを一丁つゝたてゝ おさすべし。其間に弓(ゆみ)鉄炮(てつはう)一 挺(てう)づゝ置なり 《箱:第七》 武者(むしや)出立(いでたち)の事 ▲船中(せんちう)にては。母衣(ほろ)さし物。はいだて。すね あて。沓(くつ)などもやめ。具足(ぐそく)甲(かぶと)小手(こて)腰験(こしじるし)ばか りしかるべし。船中(せんちう)のはたらき自由(じゆふ)に せんためなり 《箱:第八》下知(げぢ)相図(あいず)の事 【左丁】 ▲船軍(ふないくさ)には。なを〳〵相圖(あいず)の籏(はた)をもちゆへ し。さていつものごとく。大鼓(たいこ)貝(かい)かね笛(ふえ)尺八。 夜中(やちう)には花火(はなひ)などにても相図(あいず)尤なり。また 鉄炮(てつはう)にての相図(あいず)はしかるべからず。ふせぎ 鉄炮にまぎれ。諸卒(しよそつ)あやふむ事有べき なり。但 惣船(そうふね)みなといでの折(をり)ふしは。鉄炮に てもすべき歟 《箱:第九》 大小 船役(ふなやく)の事 ▲大 船(せん)には。大 筒(づゝ)石火矢(いしびや)おほく仕懸置(しかけをき)。小船には 弓(ゆみ)小筒(こづゝ)を置。大 筒(づゝ)をもつて敵をうちひしき。