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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 123

ページ: 123

翻刻

【右丁】 やめてもどるへし。右は敵方(てきがた)船を相もやひ。 あまたあつまりし所へやるべし。柴船(しばぶね)壱 艘(そう)ばかりならば。敵さのみ苦(く)にすまじき 歟(か)。二三 艘(そう)もしかるべし。此船とも敵船の中 にてもえ。爰(こゝ)かしこをけさんとてうろたへ さはぐ時。味方(みかた)の兵船(ひやうせん)とり懸(かけ)討捕事(うちとること)尤なり 《箱:第十七》 たがひに船にて戦(たゝかふ)事 ▲陸(くか)の備(そなへ)にかはるへからず。敵のそなへを見は からひ。八 陣(ぢん)。六花(りつくわ)。みの手(て)。遊軍(ゆうくん)。杉(すぎ)のさきの。 さま〴〵に船を漕(こぎ)ならべ。手(て)をつくすべ 【左丁】 し。第一 横鑓(よこやり)の船を所々に置戦事尤也 又 陸(くか)の敵にかゝる事。まづよこあひの大舟 ふねより。石火矢(いしひや)大 筒(づゝ)をうちかけ。敵をしら ませ。つゞひて小船を押(をし)かけ。小 筒弓(づゝゆみ)にてふ せぐ時。敵はひとまづしりぞくべし。弥々(いよ〳〵) よこあひよりふせがせて。其後 兵船(ひやうせん)は弓(ゆみ) 鉄炮(てつはう)をさきへをしたて。ろくぢへあがり軍(いくさ) する事尤なり 《箱:第十八》 めくら船の事 此ふねは。つねの船にとまふきたるやう