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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 132

ページ: 132

翻刻

【右丁】 又いそがはしき矢倉(やぐら)なれば。かめに気(き)も付(つく) まじき。其時あなをとくとほりとゞけ。桶(おけ)にて もかめにても。薬(くすり)をじやうぶにこみいれ。長(なが) き竹(たけ)に火縄(ひなわ)をはさみ。自然(しぜん)と薬(くすり)にさし火 つけば。此 薬(くすり)の勢にて。矢倉(やぐら)は落(おつ)るもの なり。ほりいる穴(あな)のはね土(つち)を。土俵(どひやう)にして土山 ぜいろうをも築(つき)あげ。向城(むかいじろ)にもするなり。右 此土は両用なり 《箱:第九》 竹(たけ)たばの事 ▲竹たはの寸法は。敵あひちかければしやく 【左丁】 長(なが)し。遠(とを)ければ尺みじかし。大かたは七尺 のものなり。竹をわりてすにあみかたくま きて。すこしひらめにし。五とよつほと結(ゆふ) なり。夜(よ)のうちにくいをうち。よこ木(き)をゆ ひ。夜のひきあけにつくるなり。つけ様(やう) はまんなかの正(しやう)めんを山がたなりにして。 両方へ次第(しだい)〳〵に馬出(むまだ)し。人の出入(いでいり)を 能(よく)分別(ぶんへつ)して。脇(わき)へ広(ひろ)くつくべきなり。 くわしくは図(ず)あり