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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 145

ページ: 145

翻刻

【右丁】 げん堀よきものなり。又 片(かた)やげん堀(ほり)にもす るなり。敵付(てきつき)をあさく。城の方をふかく。但たか 石かきの下を片(かた)やげんにほれば。石垣(いしかき)くづれ たがるものなり 《箱:第六》 塀(へい)かくる事 ▲城廻(しろまわ)り。地形(ぢかた)により二重塀(ふたへべい)にも懸(かく)るなり。外(そと)の 塀(へい)はつり塀(へい)なり。又 一重塀(ひとへへい)は。六七寸 角(かく)の柱(はしら) を立。はしらをはさみ。うちそとよりへいごま いをかき。中へ栗石(くりいし)をこみ。鉄炮(てつはう)などゐけぬ 様(やう)にするなり。塀(へい)の高(たか)さ五尺五寸ほどにしか 【左丁】 るべし。又塀のむな木どをりは六寸四方にさ まのことくにまどをきりあけ。此まど相応(さうわう)な る石をつるべし。敵塀下へ付る時。つり縄(なわ)を きり石を落(をと)すべきためなり。いづれの塀 も。折(をり)の多(おほ)き事しかるべし 《箱:第七》 さま切(きり)事 ▲間(あひた)五尺に一 宛(づゝ)のくばりなり。立(たち)ては乳通(ちどを)り にきり。下に居(ゐ)ては目通(めどを)りに切(きる)べし。へい ばしらを左脇(ひだりわき)に置(をき)。柱(はしら)のきはに切ものなり。 竪(たて)ざまはよこ四寸たて一尺二寸。丸(まる)ざま。又