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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 148

ページ: 148

翻刻

【右丁】 爰(こゝ)にて大将(たいしやう)実験(じつけん)する所なり 《箱:第十一》 門外(もんぐわい)馬出(むまだし)の事 ▲馬出(むまだし)は。城中一大事のかなめなり。門外(もんぐわい)の武(む) 者(しや)だまりには。三方にがんき土手(つちて)なりとも。 塀(へい)になり共かくるなり。敵(てき)乗懸(のりかけ)て城へ入事 成がたくして。城中より此 馬出(むまだし)にて。ふせぎは たらきやすきやうにとなり 《箱:第十二》 おなじく馬出(むまだし)の事 ▲城中より勢を出し戦(たゝかひ)をする時。たとへば。 城中の騎馬(きば)は千。敵は大 軍(ぐん)なりとも。五 【左丁】 百以上を出し戦事なかれ。一手を騎馬(きば)廿五 騎(き)にし。いく備(そなへ)にもして。又左右に百 騎(き)つゞ 置(をき)。位(くらひ)をもつて左右百人つゞの騎馬は横鑓(よこやり) をいれさせ。又 城(しろ)より百騎をいだし。門外(もんぐわい)の馬 出しに隠(かく)し置。ふせぐべき手立(てだて)尤なり。是 ちゞやくの馬出しといふ。又 丸馬出(まるむまだ)しとは。一 備に騎馬五十人つゞ出(いだす)をいふ。しかれば大手の ますがたに。騎馬五十 雑兵(ぞうひやう)五百をこめ。其勢 自由(じゆふ)にはたらくほどの地に。升形(ますがた)こしらゆ るといふ。右は小城の事なり。当代(たうだい)この面(おも)