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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 151

ページ: 151

翻刻

【右丁】 瓶(かめ)をうつむけふせてをけば。かならず瓶(かめ) にひゞきあるものなり 《箱:第十七》 敵(てき)仕寄(しより)の事 ▲敵より仕寄(しより)つけんとおもふ所を。とくと此方 より見をよび。昼(ひる)より鉄炮(てつはう)石火矢(いしびや)をしかけ 置(をき)。夜(よ)に入うたする事 専(せん)なり 《箱:第十八》 城中飾(ぢやうちうかざり)の事 ▲天守(てんしゆ)の前後(ぜんご)には。将(しやう)の大 籏弓鑓(はたゆみやり)。其外 諸道(しよどう) 具(ぐ)いかにも花やかにかざるなり。道具かざりた る足本(あしもと)に幕(まく)をうち。物見(ものみ)よきやうに 【左丁】 然べし。又たとへば天守(てんしゆ)五重七重。その 重々の四方に幕(まく)うつ事尤なり。馬じる しは応(わう)ずる方に立るか。春(はる)の土用(どよう)には 巽(たつみ)の方。夏は坤(ひつじさる)。秋は乾(いぬゐ)。冬は艮(うしとら)。此心もち すこしづゝまじなひのためもちゆべし。 さて長臣(ちやうしん)そのほか諸頭(しよかしら)。面々(めん〳〵)のうけとり 役所(やくしよ)〳〵。本丸二三の丸にかざりたて。敵 に目をおどろかせる様(やう)に尤なり 東木 南火  西金 北水 中央土城