← 前のページ
ページ 165 / 184
次のページ →
翻刻
【右丁】
表する貝なり。いづれもゆりなしに吹へし
《箱:第四》 軍(いくさ)すべき時 触貝(ふれがい)の事
▲ゆりなしに五 宛(つゝ)三 度(ど)吹(ふく)べし。五大 尊(そん)五色(ごしき)
を表(ひやう)したる貝なり
《箱:第五》 掛貝(かけかい)の事
▲ゆりあらに五三七ふくべし。是ははいこん
かう。過去(くわこ)七 仏(ふつ)を表したる貝なり
《箱:第六》 呼(よび)貝の事
▲五づゝ五度。ゆりも廿五の貝ともに五つゝ也。
是は廿五の菩薩(ぼさつ)を表(ひやう)する貝なり
【左丁】
《箱:第七》 夜軍(よいくさ)相図(あいず)の貝(かい)の事
▲ゆりを七 宛(つゝ)十度ふくべし。破軍(はぐん)七 曜(よう)を十
へん唱(となへ)たる貝(かい)なり
《箱:第八》 敵(てき)夜討(ようち)入たる時貝の事
▲右は敵(てき)よせかけたる時は。ゆりを七 宛(つゝ)八 度(たび)吹(ふく)
べし。是八 幡(まん)大 菩薩(ほさつ)。八大 龍王(けうわう)を表たる貝也
《箱:第九》 敵(てき)負軍(まけいくさ)の時貝の事
▲四 宛(つゝ)四度。ゆりも四度なり。次にゆりなしに六
つゝ二度吹。次にゆりなしに四ふくべし。是
怨敵退散(をんてきたいさん)の法を唱(となへ)たる貝なり