← 前のページ
ページ 168 / 184
次のページ →
翻刻
【右丁】書おなし漆(うるし)にて押(おし)付なりさて檀(だん)へ上て怨(おん)
敵(てき)退散(たいさん)の法(ほう)にて加持(かじ)すべし
《箱:第二》太 鼓(こ)寸法(すんはう)の事
▲筒(とう)の長(なが)さ一尺二寸。十二天を表(ひやう)するなり。さし
わたし九寸。九 曜(よう)を表するなり。はりかけの皮(かわ)
一寸六分。十六 善神(ぜんじん)を表するなり。りうとう
つぼの間(あひだ)五寸。五 智(ち)五 仏(ぶつ)を表する。筒(とう)とりう
とうの間一寸二分。十二神を表する。太鼓の革(かわ)
は日月を表せり
《箱:第三》太鼓 革(かわ)かくる事
【左丁】
▲太鼓の惣名(そうみやう)は天地(てんち)を表せり。一方をばびやう
数(かず)廿八にて皮(かわ)をしむるなり。これ天の廿八 宿(しゆく)
を表せり。一方をばひやう三十六にして革(かわ)を
しめべし。是(これ)地(ち)の卅六 禽(きん)を表するなり
《箱:第四》太鼓 打様(うちやう)の事
▲太鼓をうち。勢(せい)をすゝむる時。陽(やう)の日はびやう
かず二十八の方を打べし。陰(ゐん)の日は三十六
ひやうの方をうつなり
《箱:第五》同 懸(かけ)太鼓の事
▲味方(みかた)懸軍(かけいくさ)の時は。三ツ拍子(こやうし)を九度づゝ三度