皆で竹中半兵衛の本を読みたいプロジェクト

コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 171

ページ: 171

翻刻

【右丁】 せても。又下にも置。立時(たつとき)ふみわりもする。 首への肴(さかな)は。味噌(みそ)。しほ。せうが。又かいしき は昆布(こぶ)のひぼなり。此時 酌(しやく)は二人。右の手 に持(もち)右へ立(たち)帰るなり 《箱:第二》 見参(げんざん)の首(くび)の事 ▲敵(てき)の長臣(ちやうしん)。さふらひ大将(たいしやう)。物頭(ものかしら)。武羅武者(ほろむしや)。歴(れき) 歴(〳〵)の首を。主君(しゆくん)見るを見参(げんざん)といふ。なみ侍(さふらひ)の 首は実見(じつけん)といふ。見参の次第は。対面(たいめん)の首 と大 方(かた)は同前(たうぜん)。酒(さけ)いだす万事(はんじ)式法(しきはう)中に なり。実見(じつけん)は見参より草(さう)也。入道首(にうたうくび)も位(くらい)に 【左丁】 より。右の次第(したい)両耳(りやうみゝ)をとるなり 《箱:第三》 首實見(くひしつけん)の事 ▲甲(かふと)をとりけしやうし。上の首(くひ)はくきやうに のする。中の首は足打(あしうち)。平(へい)人の首はかなかけ。又 はたたう紙(がみ)にすゆる。いづれもとぢめのふ ち両(りやう)の角(すみ)より引かぎ。其方へ面(おもて)を向(むけ)すゆる なり。左(ひだり)のびんづらを見せ。右へ立(たち)名字(みやうじ)しれは 何(なに)がしの首と披露(ひろう)する。又平人の首いくつも ならべ。弓(ゆみ)を間(あひだ)に置(をき)。弓(ゆ)づるを主君(しゆくん)のかたへな し見るなり