皆で竹中半兵衛の本を読みたいプロジェクト

コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 175

ページ: 175

翻刻

【右丁】 にたぶさをとり。右にてをとかひを持(もち)首面(くびおもて)■ かたへなし渡(わた)す。其まゝ請取(うけとり)下に置一礼す。桶(おけ) に入たる首は。名書(ながき)を向(むかふ)へし下に置。口上を いひふたをとり。首を見せてふたをし。緒(を)を 持(もち)右のごとくわたすなり 《箱:第十》 首(くび)馬(むま)に付(つく)る事 ▲敵将(てきしやう)の首は左(ひたり)の跡(あと)の取付(とりつけ)に。平人の首は右の 跡取付につくる。付様(つけやう)は。甲(かふと)の忍(しの)びの緒(を)をお とがひより。口中へ穴(あな)をあけとをし。又すくび はたふさを付る。又 首袋(くびふくろ)とて網(あみ)をこしらへ 【左丁】 ても持(もつ)なり 《箱:第十一》 首札(くびふだ)の事 ▲主君自身(しゆくんじしん)の高名(かうみやう)の首には。札(ふだ)の表(おもて)の上(うへ)に。 主君(しゆくん)の名名字(なみやうじ)を書。討捕(うちとり)てと書なり。敵(てき) 将(しやう)の首を。主君 自身(ししん)討捕(うちとる)時は。札(ふだ)の表(おもて)の上に 誰(たれ)の首と書。同 裏(うら)に主君の名(な)。誰討捕(たれうちとり)てと 書なり。同 札付様(ふたつけやう)。敵将(てきしやう)の首には左(ひだり)のびんのか みに結付(ゆいつく)る。平(へい)人のには右のびんの髪(かみ)中へ入。 又 敵将(てきしやう)の首を。味方諸卒取(みかたしよそつとる)には左の耳(みゝ)。平人 ならば右の耳(みゝ)。雑兵(さうひやう)の首には。たぶさに結付(ゆいつけ)