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但(たゝ)し後(うしろ)にかさみあるはくるしからざる歟(か)。
加様の地へは遠見張番(とをみはりばん)をいだし置ゆへ
にや
《箱:第五》 応(わう)ずる方に陣取(ぢんとる)ましき事
▲春(はる)は東向(ひかしむき)。夏(なつ)は南向(みなみむき)。秋(あき)は西向(にしむき)。冬(ふゆ)は北向(きたむき)。
しかれ共 敵(てき)がたへむかはずは。勝手(かつて)あしく
不(ざる)_レ叶(かなは)事あるなれば。少(ちと)まじなひのこゝ
ろあればよし。本陣ばかりなりともとがり
矢(や)にとるべし
《箱:第六》 小屋がけの事
▲むねをつぐ。谷(たに)をふさぐとかくるなり。む
ねをきる谷(たに)はながるゝとはあしく。小屋
かべをばまはすといふ。敵は引といふなり。
《箱:第七》 八 陣(ぢん)小屋わりの事
▲人数(にんじゆ)は万に付(つき)。三町四十間四方にさゝをふ
る。三町は小屋ととる。知行(ちげう)百石とりに。壱
間 口(ぐち)とさだむれどもせばくすまひがた
けれは。百石どり二人に二間 半(はん)。二百石に
二間。三百石に二間 半(はん)。四百石に三間。五百
石に三間半。六七百石に四間。八九百石に四