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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 45

ページ: 45

翻刻

【右丁】 木も有べし。いづれより俄に加勢(かせい)ある べきもさだめがたし。又 留主(るす)にいかほと 残(のこ)し。又 家中(かちう)の子共なに程(ほと)めしつれ候 もいさ。又 遠国(をんごく)よりよせ来る。又地たゝかひ もあるべし。近国(きんごく)のとりあひには。身上 より大勢ならん。当分(たうぶん)めしつれし人 数。知行高につもる時。あらましは一万石 に付。上 将(しやう)上国の武(ぶ)は廿六七 騎(き)。中国廿二 三 騎(き)。下 将(しやう)下国十五六騎。又上 将(しやう)惣勢(そうせい)は。 足軽(あしかる)其外(そのほか)。大将の直(ぢき)々の雑兵(さうひやう)。家中(かちう)の 【左丁】 雑人(さうにん)うち合 騎馬(きば)壱人に廿五六人。中 将(しやう) 騎(き)馬壱人に雑(さう)人廿一二人。下将は騎馬壱 人に雑(さう)人十五七人。かくのことくに積(つも)るべし 《箱:第十》 敵(てき)飢(うへ)たるを知(しる)事 ▲敵 長(なが)たひを来(き)て粮(かて)とぼしき時は。軍(ぐん) 法(ほう)禁制(きんぜい)のらんぼうをこのむ。又 雑兵(ざうひやう)あし もとたどつき杖(つえ)をはなさず。わらんぢは くものまれなり。其上 顔色(かほいろ)あしきなり。 これら体を見る事は。敵の木こり草(くさ)かり のゆく山中へ。味方しのびをつかはし。敵方