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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 47

ページ: 47

翻刻

【右丁】 七 疋(ひき)なり。合戦(かつせん)はかくのごとし。大 将(しやう)はよく 心つかされば。むげなるまけをすべきにや 《箱:第十二》 武者言葉(むしやことば)の事 ▲敵の人数(にんじゆ)は引出(ひきいだ)す。味方の勢はいく手に 備(そなへ)。人数はり出す。敵の幕(まく)は引。味方の幕(まく) はうつ。敵の籏(はた)はひきはる。味方の籏(はた)はう ちたつる。敵の時の声(こゑ)はたてぎる味方 の鯨波(とき)はあくる。敵の首(くび)をば討捕(うちとり)勝取(かちとり)。お なじく手負(ておひ)はきられてつかれて。味 方の手負(ておひ)はきらせてつかせて。首(くひ)をとら 【左丁】 せてうたせて。此 外(ほか)武具(ぶぐ)馬具(ばぐ)の言葉(ことば)多(おほ) し。大かた他流(たりう)同前なるゆへしるし残(のこ)す 物(もの)也。かりそめにもあだ言葉(ことば)いふべからず。 是 武士(ふし)のたしなみなり 諸奉行之巻(しよぶけうのまき) 《箱:第一》 武者奉行(むしやぶげう)の事 ▲敵色(てきいろ)をよく見分(みわけ)。かけ引をするものなり。敵 の備(そなへ)にひきちがへ。手賦(てくばり)そこ〳〵にて替(かは)る べし。敵味方同じ手立の備(そなへ)にては。利(り)有(ある)