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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 49

ページ: 49

翻刻

【右丁】 《箱:第三》 同奉行 目付(めつけ)の事 ▲軍(いくさ)はじむべきと思ふ時は敵よりも先(さき) 立(だち)味方の備をたてくばり。もし敵は備(そなへ)を たてかため。味方手をくれなば。まづ本陣(ほんぢん) を立かため。馬験(むまじるし)のしばいをしき次第〳〵 三 陣(ぢん)二陣先手へむけかゝり備に張出(はりだ)し。其 内は弓鉄炮 浮武者(うきむしや)に。敵をつよくふせがせ。 敵のあらきほいをひきぬき。其後(そののち)軍兵(ぐんびやう) をもつてさする事尤なり 《箱:第四》 同奉行人数 指(さす)事 【左丁】 敵の人数を指(さす)時は。扇団(うちは)のさきの方に てさしをしへ。味方の勢をさすには。扇団(うちは) の本の方をさきへとりなをし指(さす)もの也。 大将へ指(さし)こたへをする時は。人さし。中さし。 名(な)さしゆび。三つをいたし。大ゆび小ゆびを 折(をり)かゝめ敵方を指(さす)べし。味方の勢をさす には。大ゆびばかりにてさすものなり 《箱:第五》 弓大将(ゆみだいしやう)の事 つかまつるまわり ▲近(きん)年は弓の役(やく)を鉄炮(てつはう)より仕(つかまつる)。廻(まわり)により 弓はよく〳〵鉄炮のならぬ所をふせぐ