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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 50

ページ: 50

翻刻

【右丁】 なり。弓より第一 近(ちか)きもの夜軍(よいくさ)しつはら ひ。又/鑓前(やりまへ)の武者(むしや)に力(ちから)をあはする事/専(せん) なり 《箱:第六》 弓大将 目利(めきゝ)の事 ▲鉄炮こと〳〵く打払(うちはらい)。其後弓をいさする 自然(しぜん)なり。鉄炮くすりこみにまのぬけた るを時とし。射(い)さする事尤なり。又鉄炮 をひらかせ。脇(わき)よりも名乗(なのり)かけ。さしつめ〳〵 射(い)さする時。敵 追(をつ)かけてくるものなり。是 敵(てき) ををびくの手立(てたて)なれば。鉄炮につよく横(よこ) 【左丁】 あひをうちたてさす。敵(てき)色(いろ)めく時は。味方 合戦をはしむるなり。弓より鉄炮にも下 知(ぢ)をし。軍(いくさ)をも道(みち)びく也。右弓大将の才覚(さいかく)也 《箱:第七》  弓下(ゆみじた)の鑓(やり)。鑓下(やりじた)の弓の事 ▲弓下の鑓(やり)は。常(つね)のごとく弓の跡(あと)に鑓(やり)を置。 籏(はた)をひらかせ鑓(やり)をそろへ。軍(いくさ)はじむる也。 鑓(やり)下の弓は。鑓の間に弓をはさむ鑓先(やりさき) の弓ひらかせ鑓(やり)をもつて敵ををびき 引とる時。敵 利(り)にのりふかく追込(をいこむ)を。弓鉄 炮もみ合さし詰(つめ)てうつなり。敵かならず