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コレクション: 『軍法極秘伝書』

軍法極秘傳書 - 翻刻

軍法極秘傳書 - ページ 91

ページ: 91

翻刻

【右丁】 かひたる飲勢(いんせい)なり。諸卒(しよそつ)勇(いさみ)たる気勢(きせい)なり。 此 相応(さうわう)を三の勢といふ。第(だい)一 飲勢(いんせい)。足場(あしば)すこ しあしくとも飲勢(いんせい)気勢(きせい)肝要(かんよう)なり。諸卒(しよそつ) いさむる事 良将(らうしやう)にひかるゝ。患将(ぐしやう)にしたかふ 諸卒(しよそつ)は勇事(いさむこと)まれなり 《箱:第三》 軍時(いくさのとき)をはかる事 ▲第(たい)一には敵備(てきそなへ)をみだし。先手(さきて)の勢(せい)うすき 時(とき)。二には敵(てき)いまだ人馬(にんば)ともに食(しよく)せざる前。 三には敵(てき)いまだ能地前(よきぢまへ)をもとめざる時。四に は敵(てき)つかれたる所(ところ)。五には敵(てき)長道(なかみち)押行中(おしゆくちう) 【左丁】 途(と)。六には敵(てき)沼川(ぬまかは)など越(こゆる)なかば。七には敵 難所(なんじよ)を越(こえ)てかけ引(ひく)ところ。八には敵 手立(てだて)を うしなひゆだんの所(ところ)。右の時節(じせつ)は。皆(みな)天の あたへなりとのがすまじき事 尤(もつとも)なり 《箱:第四》 味方大軍(みかたたいぐん)敵小軍(てきせうぐん)の事 ▲味方(みかた)三 軍(くん)と。敵(てき)一 軍(くん)と戦時(たゝかふとき)。先手(さきて)に七千 五百。二 陣(ぢん)に七千五百。三 陣(ぢん)に七千五百。籏本(はたもと) に七千五百。後陣(ごぢん)に七千五百。か様(やう)に五 手(て)に 備(そなへ)。先陣(せんぢん)は敵(てき)に押(おし)むけたゝかはせ。兼(かね)て一 そなへのうちよりも横鑓(よこやり)を置(おき)。先年(さきて)を以(もつ)