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コレクション: STAGE8

天地或問珍 地 - 翻刻

天地或問珍 地 - ページ 16

ページ: 16

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悩(ナヤマ)せしといひ又夜叉(ヤシヤ)羅刹(ラセツ)鬼(キ)抔といふ事いか成物にや 対曰|鬼(キ)といひ神(シン)と云事是|鬼神(キシン)の論 にして至(イタツ)て深(フカ)き事也すでに聖(セイ)人も 聊聞されす又|子路(シロ)が聞ざる所也然れば なんぞ軽(カロ)〳〵敷|鬼神(キシン)の事を論(ロン)せんや 然れは漢(カン)の世より鬼神の説次第に 委敷(クワシク)成(ナリ)来れり凡日月|星辰(セイシン)水火土石と  いへとも陰陽(インヤウ)にあらざるはなし大抵(ヲヽムネ)陽(ヤウ)の なす所を神(シン)といひ陰のなす所を鬼(キ)と いふされば屈伸(クツシン)の二つ則陰陽也天は陽に 属(シヨク)して神(シン)也地は陰に属(シヨク)して鬼(キ)なり 四時(シジ)に就?ては春夏は気(キ)伸(ノブル)時也故に神(シン)に 属(シヨク)す秋冬(アキフユ)は気(キ)屈(カヽム)時也故に鬼(キ)に属(シヨク)す 晝(ヒル)は神にして夜は鬼なり生(セイ)は神を主 とし死(シ)は鬼を主とす然れは神の内に