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コレクション: STAGE8

天地或問珍 地 - 翻刻

天地或問珍 地 - ページ 50

ページ: 50

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いか成 理(コトハリ)か侍る  対曰|瘧疾(ギヤクシツ)の事ハ医書(イシヨ)の中に諸論(シヨロン)尤  多(ヲヽ)し夫(ソレ)瘧(ヲコリ)は四季(シキ)共にありといへとも先は  夏暑(ナツシヨ)にやふられて秋発(アキハツ)すると内経(タイキヤウ)に  あり寒熱(カンネツ)のめくり不節(フセツ)にして煩(ワヅラ)ふ事  あり又 風寒(フウカン)に感(カン)して発するもあり狐貍(キツネタヌキ)  の附詫(フタク)して瘧(ギヤク)するもあり其人|虚懦(キヨタ)成時は  邪気虚(ジヤキキヨ)に乗(ゼウ)じて人をなやます也 身心(シンジン)    堅固(ケンゴ)なれは何(イヅ)れの隙(ヒマ)よりか邪気(ジヤキ)の  入事あらん抑(ソモヽ)唐土(モロコシ)にて昔(ムカシ)顓頊(センキヨク)と  申 帝(ミカト)の御子 江水(コウスイ)に入て瘧鬼(ギヤクキ)となれ  りと漢官儀(カンクワンキ)に書(カキ)たれとも異国(イコク)の妖(バケモノ)  日本まで来(キタ)るべきにもあらす祈(イノリ)ま  じなひにて瘧(ヲコリ)の落(ヲチル)といふは其 気(キ)の信(シン)  による也たとへ何事にても其こゝろ  ひとへに敬(ケイ)する時はをのづから其|心中(シンチウ)に