翻刻
▲三乗之術と云は。開立之上へ又同数を乗したる
を除く法也 たとへば。今二万令七百卅六坪
有を。たてよこ高さ同間く物を。数も同程
にして。何程と□ 答云 ̄ヲ十二間四方六面の
物を。数十二有と云也 先此算立は。六段
にて除故 ̄ニ。商実法。上廉。下廉。隅と定
扨実に。二万令七百三十六坪と置。坪の下の
隅に一と置。一十百千と。四位上りて。万の下は
隅一位と成て置。扨商 ̄ニ十間と立。是を隅に
乗て。十間も成を。下廉に置。是を又。商 ̄ニ乗
て。百歩と成を。上廉に置。是 ̄ヲ又乗て。千坪
法に置。是を又商に乗て。一万坪実より
減 ̄レ之 残て一万令七百三十六坪実 ̄ニ有
扨次を見立 ̄ルには隅を商に乗て十間なり
下廉に加へ廿間と成。又此廿日を。商 ̄ニ乗て
二百歩と成を。上廉に加へ三百歩と成。又此三百
歩を商に乗て。三千坪と成を。法に加へ四千坪
と成。又別に隅に商を乗て。十間と成を。下
廉に加へ卅間と成。又此三十間に商を乗て
三百歩と成を。上廉に加へ六百歩と成。又別 ̄ニ
隅に商を乗て。十間と成を。下廉に加へて
四十間と成。扨法は一行下 ̄ル。上廉は二行下 ̄ル。
下廉は三行下 ̄ル。隅は四行下て。位を考へ
次之商に二間と立。是を隅に乗て。隅の
上の下廉に加へ。四十二間と成。是に今立 ̄ル。
商二間を乗て。上廉に二四の八十歩加へ
又二二の四歩加へ。六百八十四歩と成。又是 ̄ニ
今立 ̄ル商二間を乗て。法に二六の千二百坪
加へ。又二八の百六十坪加へ。又二四の八坪加へて。法
五千三百六十八坪と成。是を今立商二間 ̄ニ乗