翻刻
【右頁上段】
しなのゝ介
門之介時よりの
仰をうけ孫三郎に
天下のせいとう
をたのまんため
のしやしや
にきたり
かへりをまちうける
あをとむらの浪人
あをと孫三郎ゆき
みにいできやくのある
しらせのうぐひすの
こへを
きゝ
立
かへり
しばらく
あつて
しなのゝ介にたいめんしてやうす
をきゝもろこしのこじ【故事】を引きのちまでに
【以下の文は右頁最下端にある】こおらいのけんとらせんといふ【高麗の剣】
【右頁下】
青と孫三郎
孝四郎
孫三郎女房
おりゑ
実は
しなの介【しなゝの介とあり】
あね
やどり木
あやめ【芳澤あやめ】
【左頁上段タイトル枠】
ふゆの部
【本文】
青と村の
庄や甚左衛門実は
浅原八郎
三甫右衛門
庄弥惣
左衛門ふう
ふをせ
わ
に
して
孫三郎も二りのへ
やうつりさせる
はしばの
ぜん
■ちう
武■
【中段】
あおと村
浪人
弥惣右衛門
実は万作
きつね
三つ五郎【坂東三津五郎】
【下段】
弥惣右衛門女房おたま実は小女郎狐
半四郎【岩井半四郎】