翻刻
おほさはこれかはし書かきて給は
らんといふおのれそのふみをうち
みるにあたみのいてゆにものせしときの
日記にて作者は藤原葛満とありて
おのれはしらぬ人にはあれとも詞つ
かひもこゝろしてたくみなるに
ところ〳〵のさまをうつしたる
絵をさへくはへたれはこのいてゆ
あみにゆかん人のためにはいと
よきたつきなるへしとおほゆれは
はしかきものせんとうけひきつ
さてもこのふみよひとたひは世に
うつもれたりしかともふみやの
いたつきてふたゝひ世にひろむる
ことゝなりにたれは作者のいた
つきもまたふたゝひ世にあらはれな