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まことやらあたみの浦にみろくを舟かついたとよとも
へにはいせと春日の中はかしまの御社
十七か沢におりてこかねひさくて水をくむ水くめは袖か
ぬれ候たすきをかけ候さいな十七
天竺はちかいなじよへたゝらふむのか聞ゆるそのたゝらなんと
ふみたゝら〳〵とやつにふむ
かしまにはちごかをとりに護摩堂てはごまをたく其ごま
をなんとたき候にほん御祈祷と護摩をたく
天竺の雲のあはひと十三に比売【比売神】かよねをまく其よねを
なんとまき候にほんつゞきとよねをまく
うたひめ【字母:免】かめたりとおもはるゝもあれとあまかくちつから
つたふるまゝにしるす日くれて家あるしか祭りのまうけ
なりとてあはせものや何やてうしもてく海鼠の口さき【裂き】
たるかあるになとかさきの猿田彦大神にそ奉らさりし
とてわらふ
十七日 空はれたり未さかる程安田知則おのれにかはりて
事とらんとてれいの船にのりてくとつ国の事とらするかうの
とのも来たまひぬと聞て浜辺にいててむかへ奉り今井
のたかとのにみくらまうけてそこにあないしまゐらす
十八日 空はれたり帰り路のいそかれぬと何くれ事
しけくてけふもこゝにやとる日くれていさゝかいとまあり
けれは詩つくらんとて 知則
【欄外】
古事記
於是送猨田毘古神而還
到乃悉追聚鰭広物鰭
狭物以問言汝者天神御
子仕奉耶之時諸魚皆仕
奉白之中海鼠不白爾天
宇受売命謂海鼠云
此口乎不答之口而以紐
小刀折其口故於今海鼠
口拆也云々