みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

挿画熱海日記 全 - 翻刻

挿画熱海日記 全 - ページ 35

ページ: 35

翻刻

  まことやらあたみの浦にみろくを舟かついたとよとも   へにはいせと春日の中はかしまの御社   十七か沢におりてこかねひさくて水をくむ水くめは袖か   ぬれ候たすきをかけ候さいな十七   天竺はちかいなじよへたゝらふむのか聞ゆるそのたゝらなんと   ふみたゝら〳〵とやつにふむ   かしまにはちごかをとりに護摩堂てはごまをたく其ごま   をなんとたき候にほん御祈祷と護摩をたく   天竺の雲のあはひと十三に比売【比売神】かよねをまく其よねを   なんとまき候にほんつゞきとよねをまく うたひめ【字母:免】かめたりとおもはるゝもあれとあまかくちつから つたふるまゝにしるす日くれて家あるしか祭りのまうけ なりとてあはせものや何やてうしもてく海鼠の口さき【裂き】 たるかあるになとかさきの猿田彦大神にそ奉らさりし とてわらふ 十七日 空はれたり未さかる程安田知則おのれにかはりて 事とらんとてれいの船にのりてくとつ国の事とらするかうの とのも来たまひぬと聞て浜辺にいててむかへ奉り今井 のたかとのにみくらまうけてそこにあないしまゐらす 十八日 空はれたり帰り路のいそかれぬと何くれ事 しけくてけふもこゝにやとる日くれていさゝかいとまあり けれは詩つくらんとて 知則 【欄外】 古事記 於是送猨田毘古神而還 到乃悉追聚鰭広物鰭 狭物以問言汝者天神御 子仕奉耶之時諸魚皆仕 奉白之中海鼠不白爾天 宇受売命謂海鼠云 此口乎不答之口而以紐 小刀折其口故於今海鼠 口拆也云々