翻刻
植物乾涸し井戸の水も益〻干竭くなり
、二十七日震す朝雪降り積む昼より西風強く吹く
、二十八日震同風同
、二十九日上に同 当月少にて尽く
、十二月朔日少し震す《割書:朝五ツ時六歩|土用に入る》 【六歩:六分ヵ】
、二日震こと昼夜五度《割書:昼より小雪降|晩に至り止む》
、三日震上に同じ夜四ツ時に強きこと一度《割書:今日大寒之|節ニ入る》
、四日微震す
、五日上に同じ《割書:昼二度|夜一度》
、六日稍震《割書:昼夜とも|五度》
、七日上に同じ
、八日九日前に同じ
、十日少し震《割書:昼九ツ時一度太し前之|三日之夜よりハ強し》
、十一日少し震今日稍暖なり《割書:震する事|五度》
、十二日震度数増昼頃より北風吹《割書:昼之内二|度強し》
、十三日震温なり《割書:昼ハ鳴までにて夜更|けて後頻にゆれる》
、十四日震強きあり朝曇る晩に霙ふる《割書:丑之刻一度|太とし》
此十一日迄は漸次に減りし処十二日より復た度繁く震ふ且
強し
、十五日少し震昼晴れ夜半より少し雪降る西風吹く
、十六日震上に同じ小雪降る西風吹く《割書:昼九ツ時度〻ユレ|夜分にも少〻》
、十七日震夜に至り繁し終日凍り解けず西風大に吹