翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション2(楷書)

梅園草木花譜夏之部. 1 - 翻刻

梅園草木花譜夏之部. 1 - ページ 38

ページ: 38

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    大和本草曰 濱木綿   ハマユフ      俗名ハマオモト 和漢三才圖會毒草類に曰  木藜蘆(モツリイロウ)    黄木藜《割書:|綱|目》    鹿驪   俗云 濱木綿   又云 濱芭蕉  紀州熊野ノ濱ニ  夛シ甚ダ寒ヲ畏ル                 本綱藜蘆下云                 水藜蘆《割書:ハマヲ|モト|》                 寿考                  木藜蘆ハ味噌ノ木                  也三葉一所排生南                  天燭ニ テ挾ク長ク光沢                  皺文アリ〇ウシ屮ト小                  木也四五黄花ヲ開ク                  小ク細也此夏本草一家                  言又地錦後集ニモ詳ニ                  載ス三才ノ説可考 文珠蘭 濱萬年青《割書:漢通名|》草木育種記   《割書:和名|》濱老母草     同花  壬午林鐘廿有二日     次ニ寫 寫

現代語訳

『大和本草』に曰く 浜木綿   ハマユウ      俗名ハマオモト 『和漢三才図会』毒草類に曰く  木藜蘆(モクリロウ)    黄木藜《分類:綱目》    鹿驪   俗に云う 浜木綿   又云う 浜芭蕉  紀州熊野の浜に  多し 甚だ寒を畏る                 『本綱』藜蘆の下に云う                 水藜蘆《ハマオモト》                 寿考(考証)                  木藜蘆は味噌の木                  なり 三葉一所に排生し 南                  天燭にて狭く長く光沢                  皺文あり 牛草と小                  木なり 四五黄花を開く                  小さく細なり 此の夏本草一家の                  言 又『地錦後集』にも詳しく                  載す 三才の説考うべし 文殊蘭 浜万年青《漢通名》『草木育種記』   《和名》浜老母草     同花  壬午林鐘二十二日     次に写す 写